亜鉛の働き

微量ながら重要な栄養素・亜鉛。味覚や脳のはたらきをコントロールしたり、免疫力・性機能
を高めるなど、わたしたちの体に嬉しいはたらきがいくつもあります。

感情のコントロールや記憶力の維持には、神経細胞の伝達がスムーズに行われる必要があ
ります。 亜鉛は神経細胞間の刺激伝達物質を合成する成分で、脳の機能を高め、精神を
安定させるために不可欠なのです。亜鉛不足が続くとイライラしたり落ち込みやすくなったり
記憶力の低下、うつを招く原因になってしまいます。子どもたちが突然「キレる」原因の
ひとつにも亜鉛不足があげられています。

亜鉛にはホルモンの分泌促進も期待できるらしいです。亜鉛の摂取量が不足すると女性
ホルモンのはたらきの低下や月経周期の乱れが大きくなるなどの問題が生じるともいわれ
ています。

特に更年期に差しかかった場合、亜鉛不足がホルモンバランスの乱れに一層拍車をかけて
しまうことになります。更年期の女性ばかりではなく、若い女性にも亜鉛は不可欠です。
卵子の発育や妊娠の継続にも欠かせないことから、妊娠を望む人や妊娠中の人は亜鉛が
不足しないように気をつける必要があります。

もちろん男性にも亜鉛は重要です。前立腺に多く存在し、性ホルモンの合成を助けて精子
を作ったり、精子の運動を活発にしてくれる作用があります。